【例文あり】come withの意味・使い方を徹底解説!【英会話で使える句動詞/熟語/イディオム】

この記事では、「come with」の意味から同義語、対義語まで、例文つきで幅広く解説しています。

とりあえず「come with」の意味だけ分かればいい!という人は、始めの説明「come with」の主な意味を見てください💡

「come with」について詳しく知りたい、深く学びたい人、効率よく英語を身に着けたい人は、最後まで読んでみてくださいね♪

「come with」の主な意味

句動詞「come with」は、英語でよく使われる表現で、2つの主な意味があります。

  1. 〜が付属して
  2. 〜と一緒に

1.「come with」〜が付属して

「come with」は、何かが別のものと一緒に付いてくることを言いたいときに使います。

例えば、ある商品やサービスが別の商品やサービスと同時に提供されるときなどに使われます。

◉ 例文

The new camera comes with a carrying case.
新しいカメラには携帯ケースが付いています

The toy comes with batteries included.
そのおもちゃには電池が付属しています

The laptop comes with a one-year warranty.
そのノートパソコンには1年間の保証がついています

2.「come with」〜と一緒に

「come with」は、友達や家族など、人と一緒にどこかへ行くことを言いたいときに使います。

誰かと一緒に行動することを表すことができます。

例えば、誰かと一緒に場所やイベントに参加するときに使えます。

◉ 例文

My sister always comes with me to the movies.
私の姉はいつも映画に一緒に来てくれます

I asked my friend to come with me to the party.
私は友達にパーティーに一緒に来るよう誘った。

Can you come with me to the store? I need help carrying the groceries.
お店まで一緒に来てくれない?買い物の荷物を運んでほしくて。

「come with」を覚えるコツ

「come with」に限らず、英語の熟語を覚える・理解するには、それぞれの単語のイメージをつかんでいることが大事です。

なぜなら、それぞれのイメージが分かっていると初めての熟語でもなんとなく意味を想像できるようになるからです💡

その結果、理解しやすくなったり、覚えやすくなります。

また、意味を忘れてしまったとしてもなんとなく分かったりすることが増えてきます。

なので、英語の熟語を学ぶときは必ず、それぞれの単語のイメージを確認しましょう!

そうすることで英語の学習が進むほど、どんどん楽になっていきます💡

動詞「come」のイメージ

comeのイメージは、移動や変化、到着、結果などで、前置詞や副詞との組み合わせによって様々な意味が生まれます。

移動や変化、到着、結果がどのようになるかはその後に続く前置詞や副詞の意味によって決まります。

前置詞「with」のイメージ

「一緒に」、関連性、同時性などを表します。

動詞との組み合わせによって様々な意味が生まれます。

「come with」のさまざまな言い換え表現

句動詞「come with」は、英語で「~が付いてくる」や「~が同伴する」という意味を表します。

例えば、商品に付属品があったり、友達と一緒にどこかへ行くときなどに使われます。

英語には同じような意味の別の表現もあります。

「come with」の代わりに使えるいくつかの表現を紹介します。

include

「include」は、「~が含まれている」という意味を持ちます。

商品やサービスに付属品や機能が含まれているときに、「come with」(〜が付属して)の代わりに使えます。

The package includes a charger.
(≒ The package comes with a charger.)
パッケージには充電器が含まれています

be accompanied by

「be accompanied by」は、「~が同伴する」という意味で、「come with」の代わりに使うことができます。

おもに、人や物が他のものと一緒に存在するときに使われます。

The main dish is accompanied by a salad.
(≒ The main dish comes with a salad.)
メインディッシュにはサラダが付いています。

bring along

「bring along」は、「~を連れてくる」や「~を持ってくる」という意味があります。

友達や家族を一緒に連れて行くとき、何かを持っていくときなどに使えます。

She brought along her sister to the party.
(≒ She came with her sister to the party.)
彼女はパーティーに妹を連れてきた。

tag along

「tag along」は、「~と一緒に行く」という意味で、「come with」の代わりに使うことができます。

特に友達や家族が一緒にどこかへ出かける場合に使えます。

My younger brother always tags along when I go out with my friends.
(≒ My younger brother always comes with me when I go out with my friends.)

私が友達と出かけるとき、弟はいつも一緒に来ます。

come equipped with

「come equipped with」は、「~が装備されている」という意味で、「come with」の代わりに使えます。

主に、製品やサービスに特定の機能や付属品があるときに使われます。

The smartphone comes equipped with a high-resolution camera.
(≒ The smartphone comes with a high-resolution camera.)
スマートフォンには高解像度カメラが装備されています。

be provided with

「be provided with」は、「~が提供される」という意味で、「come with」の代わりに使えます。

これは、サービスや施設で何かが提供される場合に使用されます。

備え付けられているという意味でも使います。

The hotel room is provided with a coffee maker.
(≒ The hotel room comes with a coffee maker.)
ホテルの部屋にはコーヒーメーカーが備え付けられています。

come complete with

「come complete with」は、「~が完備している」という意味で、「come with」の代わりに使えます。

製品やサービスに必要なもがすべてそろっているときに使います。

The new apartment comes complete with all the furniture.
(≒ The new apartment comes with all the furniture.)
新しいアパートには家具がすべて完備されています。

「come with」の対義語・反対の表現

句動詞「come with」は、主に「~と一緒に」「〜が付属して」という意味で使われますが、その反対の表現も英語にはいくつか存在します。

余力がある人は、「come with」を学ぶついでに、反対の表現も学びましょう💡

go without

「go without」は、「~なしでやっていく」という意味で、「come with」とは逆の状況で使います。

何かが欠けているか、必要なものがないままで進める場合に使われます。

I had to go without breakfast because I was late for work.
仕事に遅れるので、朝食なしで済ませなければなりませんでした。

leave behind

「leave behind」は、「~を置いていく」という意味で、「come with」の反対の表現です。

モノや人を置いたままどこかに行くときに使います。

「~を置きざりにする」「~を連れて行かない」「~を取り残す」といったときに使われます。

I accidentally left my phone behind at the restaurant.
レストランでうっかり携帯電話を置いてきてしまった。

separate from

「separate from」は「~と別れる」という意味で、人や物が離れるときに。

これも「come with」の反対の表現です。

She decided to separate from her husband after many years of marriage.
結婚して長年経った後、彼女は夫と別れることを決意した。

be missing

「be missing」は、「~がない」という意味で、何かが欠けている状態を表します。

これは、「come with」と反対の状況を表しています。

The puzzle is missing a few pieces.
パズルにいくつかのピースが欠けています

be without

「be without」は、「~がない」という意味で、「be missing」と同じく、何かが足りないときに使います。

これも「come with」の反対の表現として使えます。

I can’t believe I‘m without my wallet on the day I need it most.
一番必要な日に財布がないなんて信じられない。

英語中級者向け「come with」の英語での意味

英語の初級者は日本語で学ぶほうが効率が良いですが、学習が進んでくるにつれ英語での説明を見ることで、英語の感覚を掴むことができます。

英語の説明を読むことで、語彙力や文法、表現力アップにも繋がるので一石二鳥です💡

(come with something)(not used in the progressive tenses)
・(of goods, products, etc.) to be available or to exist in a particular way
The DVD comes with several bonus features.

(come with somebody)
to move or travel, especially with somebody else, to a particular place or in order to be present at an event
Come with me—I’ve got something to show you.

Oxford learner’s dictionaries

英語学習で、英英辞典を使うことのメリット・使い方を解説したページはこちら↓

英英辞典を使ってみよう!英語を英語で学習するメリット

まとめ

句動詞「come with」は、基本的に「〜と一緒に」や「〜が付属して」という意味を持ちます。

この表現を使うときは、文脈によって意味が変わることに注意しましょう。

また、「come with」は、「come 〜 with」のように、単語を分けて使うことができないことも覚えておいてください。

「come with〜」のように、必ずcomeとwithはくっついた形で使います。